見事な手さばきです。

蛸、はん生でおいしいですよ。
美味しい寿司を食べたい!!
となると条件は厳しいものがあります。
とにかく新鮮ないいネタはあたりまえ。
包丁さばきの見事さは刺身のうまさに、
丁寧な下ごしらえはちょっとしたアテや椀物に。
何より気安く元気のいい大将。
きびきびと動く修行中の若者たち。

やまねさんは、むかしは小さなお店だったが、
いまはビルの一階の堂々とした店構え、
「大きくなったら、いまいちになった・・」という声はまったくありません。
常時6・7人の動きのいい若者が元気に働いている。
聞けば、ほとんど寿司屋さんや割烹の息子さん達らしい・・。
それは、やはり大将の偉大さかな・・?

夏場の炙り鱧、マグロの赤味のずけ、オーダー後に作る卵焼き、
トロを炙って大根おろしで・・、ミソが格別なシラサ海老などなど・・。
後は遠慮なく大将に尋ねればいいでしょう。

東京方面で噂に聞く偉そうな寿司屋のように、
気を使ってかしこまって食べたくないわけです。
「シャリ細でね・・。」「1個ずつたのんます・・。」と、
気兼ねなくたのめます。

僕は焼酎のスダチハイボールや、冷酒を飲みます。
ちなみに冷酒は惣花がおすすめ、日本盛が桶買いをしないで
地元西宮で醸造しているレアものです。

最初は白身など切ってもらい、その後にお好みでお楽しみください。
ほんとに「何からいこうかな?!」と相談するのが一番いいでしょう。
名物はイクラとトロを高菜で巻いた高菜巻き、
それに鰯の昆布巻きなどもいい。
値段はそれなりに高いですが、満足のいく味でしょう。
北新地船大工通りを御堂筋側から入って100メートルくらい。
全日空ホテルの北側、相互タクシー乗り場の北向かい。
双葉ビルの一階です。
必ず電話で予約をしましょう。
06−6348−1460
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やまねの大将です。
石川県能登半島出身らしい・・。


元気に修行の若者。


入り口に未来の寿司職人の女性に
立ってもらいました。