たこ梅の面々です。 全員気持ちがいい です。たまに寒いジョークがありますが辛抱しましょう。  
男前を自負しています。


たこ梅のサエズリです。

錫でできた一升の大徳利


最近名前が変ったらしいです。(女性)

土曜の昼はこのような上品な叔父さんが一人で楽しくやっています。


馬刺しとウネの盛り合わせ。

オデン前の二人は名コンビです。
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明治屋の表ですが、両隣は空き地のような状況。

  名物烏賊団子(から揚げになって、レモンでいただきます。)
 

メニューはいろいろあります。
まだまだ昨日などは蚊に刺されてしまうような暑い?日でしたが、
もう少し寒くなるとオデンが恋しくなります。

もう20年以上通っているのが、新梅田食堂街にある
《たこ梅・分店》です。
昔はサラリーマンや親父の天国でしたが、いまは様変わりして
カップルや叔父さん化した女性も大勢来ます。
温かい言葉と機転の利いた突っ込みが、
大阪らしさを出しています。

ここ新梅田食堂街には立ち飲みも多いし、焼き鳥屋やワインバーもあってなかなかの街?です。

その中で、この《たこ梅・分店》はいつも変らぬ味を
季節感いっぱいに出してくれます。
オデンの名物は蛸の甘露煮です。からしが効きます。
そして、ここが本家というかサエズリが名物です。
コロにサエズリといえばクジラです。
とろけるような味で、つい本数をいってしまいます。
昔は安かったのになぁ・・・と嘆いている方も多いですが、
なんせ貴重品ですから。
冬場の聖護院大根や牡蠣なども美味しいです。
またオデン以外にも肴が豊富なのが嬉しいかぎりです。
馬刺しやクジラの刺身、鯵のたたきや旬の魚、
煮付けもから揚げもあります。
あっさり口直しには、百合根の梅肉和えなども好物です。
カン酒を頼むと錫のぐい飲みが出てきます。
冷めなくていいですよ。

知らず知らずにお酒がすすむ、いい店です。
味は少し甘めですが、関東の人にも評判は良かったです。

正面のオデン前に座りたいですが、
タバコを吸う人は避けるのもエチケットです。
気持ちよく楽しめる居酒屋です。

ついでに
天王寺の《明治屋》さんも紹介します。
いろいろ紹介されて超有名店です。

20年前は、それこそオッチャンばかりでしたが、
いまは、ガイドブックを片手に女性が多いです。
ちょっと、高いかな?!
烏賊団子や生酢しが名物、お酒も各種そろっています。

むかし、和歌山の箕島高校が夏・春連覇したことを記念して、
彫刻家の打波さんに記念のモニュメントを作っていただきました。
そのプロデュースの時には箕島まで、よく通いました。
そして、帰りは黒潮です。
夕方になって天王寺で下車して、
この明治屋さんによく寄ったものですが、
近隣の再開発もあって、当時の情緒は望めません。

阿倍野アポロ下から、飛田新地、萩之茶屋、鶴見橋商店街と
だらだらと歩くと、黒岩重吾のむかしの小説の主人公が
住んでいたような、木造アパートなどが
路地の奥に見え隠れしましたが、
いまは人情味の無い高層マンション群が占領し、
だらだら長い商店街を分断していました。

このコーナーを快楽主義者の夜に入れなかった理由は
お分かりでしょうか?
午後のまだ陽のあるうちから飲んだり歩いたりするのが
なかなかいいからです。
気が付けば真っ暗、でも未だ7時半やんか・・・・!!!!
というのも休みの日などは良いですね。
『快楽主義者の午後』でした。